ブラウン管と同じ明るさの夜明けの空

60億の人間より多い数の蚊たちは
圧倒的多数で地球大統領を選んだ
人間の大統領が反発して殺虫剤をまいたが
本当の民主主義を求めて立ち上がった生き物たちは
多数決の蚊の大統領にしたがった

目を閉じた光に
ぼくは懺悔した
僕の体は宇宙で出来ている

石と僕はどんどん小さくなって
そして同じものになった。

おはようと言ったその下にお休みと言ってる国がある。

地球があつい
泣いていないか、心配だ。

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